倒産からの軌跡第1章倒産からの軌跡

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倒産、経営者、起業家が失敗から学ぶ実践経営 ◆第1章◆

■□ 忙しいのが社長の仕事か?□■

「社長電話です。」
「社長どうすればいいですか」

ひっきりなしに、電話や相談が順番にやってくる。


■1日電話の応対と、打ち合わせだけで終わっている社長さん
多くないですか


以前の私もそうでした。

いろんな人から電話が来る
来客が順番に待っている
打ち合わせの順番待ち



何となく忙しくがんばっている社長さんのような気がします。
実際に1日の行動を終えるとなぜか充実感でいっぱい。


「今日も頑張ったなーーーーー  忙しかった。」


行動しているので、疲れますし仕事をしています。
ですが経営者の仕事はしていただろうか?


■また私の例で恐縮ですが


常に電話や、打ち合わせを聞いていることで現場に接している
  と考えていました。


  社員との、コミュニケーションもバッチリだと思っていました。


  この状況は、


  起業したての会社であれば、先頭に立って頑張る社長という
  事で、会社のモチベーションもあがるし充実感も味わえます。


  ですが数年して、または10年経ってもこの状況の会社が
  多くないですか


  「イヤーーー貧乏暇なしだよ。」


  別に謙遜するのは、構わないんですが

  忙しいから、儲かるわけでもないし忙しいからその会社は

  好調なわけでもありません。


  私からすれば「貧乏で暇が無いんだな」と純粋に思って
  しまいます。


  日本人の会話って面白いですね。

■私は聞かれると最近では
  「暇ですよいつでも大丈夫です。」ですが優先事項を
  決めて動きますんで


  「飲んでいても電話ばかりの社長さん。」


  忙しそうで、よさそうなんですが


■結局は、社長が忙しいのは、

  仕組みが出来てない
  社員の判断能力が悪い。

  会社が組織化されていないんだということを人に伝えている
  ようなものです。


  よく思いますが


  社長でなければ、出来ない仕事や判断ってそんなに無いですよね。


  社長がする仕事は、会社の方向性と、行き先です。
  本を読んだり、ぼーーとしながらインターネットのニュースでも
  見ている社長のほうが多分成長していきます。


  なぜかは分かりますよね。


  社員が自分の意思で決められた仕組みで頑張っている
  会社なら社長にわざわざ話す必要ないですよね。


  やることも決まっているし、いく方向も決まっていれば
  誰でも判断できます。


  判断できないのは、全てが曖昧だからです。


(昨日は良いと言ったのに今日は駄目だとか)


(店長に聞いたら良いと言ったのに社長に聞いたら
  駄目だとか)


  多いですよね。


■だから3年やっても。5年やっても全く初めの頃と
  変わらないんです。


  売り上げは増えているかもしれません。
  利益も増えているかもしれません。


  ですが貧乏暇なしなんです。


■先日、名古屋に行きお会いした社長さん2年前は手も現場で
  汚れていて作業着で飲みに着ていました。


  「明日は朝5時半に会社にいってそこから横浜だよ。」


  ということで、少し飲んだら帰るということが1年以上
  続きました。


  ですが常に「1年すれば全ての仕組みは完了するから
  まあ待っててよ。」


  そして有限実行で、先日は全く違いました。



「やっと仕組みがほぼ出来上がり暇になりましたよ。」
「先月飲食店もオープンしたんでそこへいきましょう。」
「何時ごろきますか?」


  仕組みが出来上がりすぎて怖いぐらいでした。

  これが経営者の醍醐味なのではないでしょうか